会社から借りてきた本です。

なぜ、赤い服は赤く見えるのか?
そんな素朴な疑問を物語形式で説明してくれます。
主人公は高校二年生の真理子。
理学部に進学し、その途中途中で色について、光について考えてゆきます。

なかなか面白い。
今の仕事で、吸光度を測定したりするんですよね。
でも、大学の分析化学でやったものの、あまり興味もなく通り過ぎたので、
すっかり原理原則を忘れているのです。

いやー勉強になりますわ。

お決まりのスタバで2時間ほど読んでいました。

で、思うのは、
高校数学、高校物理はやはり基礎なんですね。

ランベルト・ベールの法則とか、指数関数が関わってくるので。
(当たり前といっちゃあたりまえですが)

ちなみに、上の法則とは溶液は光をどれくらい透すか?っという指標です。

Lambertさんが光は溶液中を進むにつれて、その強さが(指数関数的に)弱くなってくることを示し、Beerさんがその弱くなってゆく量は濃度に比例してくることを示しました。
つまり、光は溶液中を透る長さが長いほど弱くなり、また、濃度が濃くても弱くなるって事です。

めちゃ、噛み砕いて書きましたから、詳しい人が見たら、指摘されそうですけど。

会社には光化学に関しての本が豊富で、そこら辺の書店よりそろっています。
週一ペースで一冊くらい読んでいきたいな。

仕事はおもしろい。
上長がいい人なんで期待に答えたい。

他の人の日記で、医学部内部や病院での人間関係を考えると、今の職場は天国のようです。

やはり医学部の人は、何でも勉強ができて、周囲から羨望のまなざしをもらうと、ちょっと普通とものの見方が違うのかもしれません。

この本ではないけれど、ミクロの世界とマクロの世界の法則が違うように。

ISBN:4785385502 単行本 綿谷 千穂 裳華房 1991/07 ¥1,575

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